市場に多く出回っているパナソニックさんのお掃除機能付きエアコン。

お客様を訪問すると「H51」もしくは「H52」のエラーが出ていることが多々あります。
私の経験から、以下まとめました。結果を保証するものではありませんので、ご了承ください。

「H51」;フィルターそうじノズル、またはブラシそうじブレード動作異常を知らせる診断コード
「H52」;フィルターおそうじ機能に不具合がある場合に表示される診断コード
同じようなエラー内容ですが、機種によってエラーコードが違います。

原因は主に3つあり、当社のエアコンクリーニングで直るものと直らないものがあります。

原因どうなの?なんで?対処
1.フィルターのずれお客様で直せるフィルターがちゃんとつけられてない場合が多いちゃんとつける
2.ブラシ掃除ブレードのスイッチお掃除屋さんが直せるスイッチにホコリや異物がつまったり、掃除でずれてしまう異物除去、正しい位置につける
3.ホコリの搬送部のつまりメーカー修理・交換ホコリ搬送部がつまり、外に排出できず、止まってしまうメーカー対応

原因1.フィルターのずれ
お掃除機能付きエアコンも、手でフィルターを掃除する必要があります。取扱説明書に「汚れが気になるときは、エアフィルターを取り外し、掃除機や水洗いによるお手入れをしてください。」とさらっと書いてあります。結局手で洗うんかーい、と突っ込みたくなりますが、いったん取り外すと、付けるのが難しく、ずれたり破損してしまっているお客様がいらっしゃいます。

お掃除機能がついていても、フィルター汚れてますよね。外すと付けるのが難しい。。ちゃんと付けましょう

原因2.ブラシ掃除ブレードのスイッチ
ブラシ掃除ブレードが正しい位置に戻ってきたかを判定するスイッチが、お掃除ユニットの右についています。そのスイッチが掃除によりずれてしまったり、ホコリや異物がつまり機能していない場合があります。これはお掃除屋さんにて直すことができるかもしれません。
機種(CS-X~、CS-GX)によってはスイッチがないものもあります。

ホコリや異物が挟まり正常動作できません。お掃除屋さんが掃除したら直るかも。

原因3.ホコリの搬送部のつまり
ホコリが搬送部につまってしまい、お掃除機能が働かず、エラーになってしまう場合があります。この場合、当社ではホコリを除去することができないため、メーカー対応の修理(ユニット交換)になります。
水分や油などを吸い込むことで、ホコリが内部に張り付いてしまうのではないでしょうか。

修理は3万円~5万円ほどのようです。ただ、エアコンの機能(冷暖房)は使えるようで、修理をしないで冷暖房の使用を続けているお客様もたくさんいらっしゃいます。

以上、ご参考になればと思います。
この記事は私の経験からのものなので、補償するものではありません。ご了承ください。