結論から言うと、お掃除機能付きエアコンも、人手によるお掃除が必要だ。

※「お掃除機能付き」は各社によって呼び名が違う。東芝・日立・ダイキン「フィルター自動お掃除」、三菱「フィルターおそうじメカ」など。

”簡単”に理由を説明する。駄文申し訳ないが、興味のある方は以下を読んでほしい。エアコンクリーニングを検討する際の参考になれば幸いだ。

お掃除機能付きエアコンのお掃除とは、”フィルター”の”ホコリ”を自動で掃除することである(集めたホコリをどこに捨てるのか等の詳細な機能は、長文になってしまうのでここでは記述しない)。

4年経過したお掃除機能付きのフィルター。

フィルターの汚れはカビとホコリ、そして”油”だ。油は人の手で洗剤を使えば簡単に落ちるが、エアコン内部で油を落とす機能は持てない。油が混ざった汚れが目詰まりを起こしている。

ちょっと洗ってあげればすぐに綺麗になる。上記汚いフィルターとは現場が違う。申し訳ない。

いくら汚れていても、人手にかかればすぐに綺麗になってしまう。このフィルターの汚れ、実はエアコンにとって非常に大きな問題なのだ。なんと汚れの目詰まりで

空気が吸えない状態 = 空気を吐き出せない(マスクを着けてマラソンができないのと同じイメージ)

エアコンはフィルターを通して空気を取り込み、風を出しているので、空気が吸えないと強力な風が出せないのだ。ということは、、、

風が出てこない = 室内の気温が下がらず暑い = 設定温度を下げる = 電気料金がかかっている!!

通常のエアコンの方が、清潔を維持するのは簡単だと思う。

通常のエアコンのフロントパネルを開ける。

上記は通常エアコン。フィルターを外すのも簡単だ。見たらすぐに外し方が想像できる。

お掃除機能付きエアコンの1例

お掃除機能付きエアコンのフロントパネルを開けると、パッと見た限りどこにフィルターがあるのかわかりずらい。この場合、フィルターに加えて、ダストボックスの掃除も必要。

更に言ってしまうと、フロントパネルを開けみると、

機械がいっぱいついていてよくわからない = エアコンの主体である熱交換器を機械が覆っている = 内部が蒸れてカビやすい??!! (人間でいうと、仮面をかぶって生活しているイメージ)

そのため、通常エアコンと比べ、内部にある熱交換器の汚れは同等、もしくはそれよりひどいと思う。

お掃除機能を外してみると、熱交換器がカビに覆われていることも多々ある。

熱交換器が汚れていて熱交換がうまくできない = 冷たい風が出てこない = 設定温度を下げる = 電気料金がかかっている!! ヒー!!

お掃除機能付きエアコンも、掃除が必要です!